chokudaiのブログ

chokudai(高橋直大)のブログです

「為したい事」はみんなの中にある

前回の記事でカッコつけすぎちゃったので、伝えたかった事が伝えきれなかった感があるので、今回は、「みんなに共感してもらうこと」を最優先に。男性向けです。ちょっと低俗過ぎるかもしれません。

 参考:前回の記事

chokudai.hatenablog.com

前回の記事で僕はこんなことを書きました。

大学に居続けた方が、この人生において、為したいことを為せる期待値が、常に高かったからにほかなりません。 

 この、「為したい事」というキーワードが、起業だったために、物凄く意識が高い感じになっちゃいました。Twitterとかを見ると「この人みたいに何かを為せる気がしない・・・」みたいなコメントもありました。 でも、そうじゃないんです。

ぶっちゃけ僕は、ほどほどにチートなスペックを持ってると自分では認識しています。でも、「何かを為す」ってのは、そういうのが必要なことじゃないんです。それについてちょっと語ってみようと思います。ちょっと低俗な話ですけど、ちゃんと真面目な話です。

 

今日届いたDMの話

真面目な記事がバズったおかげか、本日、Twitterの新しいフォロワーの方から、DMが届きました。真面目な記事を書いた甲斐がありました。

 

「chokudaiさん、ちょっと質問してもいいですか?」

「いいですよー!どうしましたー?」

「今からアキバ神社に行ってみようかな、と思っているんですけど、どう思いますか?」

 

ここでいきなり分からなくなります。なんで参拝の話を自分に?

良く分からないので、アキバ神社について調べます。

 

 

akibajinjya.com

 

 

ふむ、なるほど。どうやら、アキバ神社というのは神社ではなく、女性から性的サービスをしてもらえるお店らしい。

 

 

 

 

 

 

 

…………いや待ってほしい。

 

 

 

 

どうして僕に聞いた!?

 

 

 

 

いやだっておかしいでしょ。僕真面目にブログ書いたよ。結構カッコつけて書いたよ。「すごい人だなー」って思って貰えてたらいいなって思って書いたよ。なのにさ。そのブログを見てフォローしてくれた人がさ。なんで、巫女服を身に纏った可憐な女性が男性器に対して手で奉仕してくれるサービスに行くかの判断を問われるわけ?

なんで?

本当になんで?

 

 

 

 

さて、話は続く。

 

 

「実は僕は女性が苦手で、それを克服するためには女性との触れ合いが必要かなって思って、風俗に行ってみようと思ったんです。」

 

 

 

なるほど。

意外に真面目な話であった。

 

彼は、女性の苦手を克服するために、風俗という選択肢を選んだ。オタクであることを考慮し、会話が成立することを望んで、秋葉原と言う立地のオタクを狙い撃ちしたかのようなサービスを選んだ。

ふむ、なるほど。なかなか考えているじゃないか。だったら僕も真面目に答えよう。

 

 

「うーん、女の子が苦手なのの矯正を目的とするなら、性的な接触よりも、もっとお話しできる系のがいいんじゃないかな!調べてみたら、特に肉体的な接触がないけど、お話だけするサービスもあるみたいだよ!そっちにしよう!例えば、秋葉原だったら、メイド喫茶とかなら安上がりだし、もうちょっとたくさん話したいなら、キャバクラとかなら1対1で話せるんじゃないかな?」

 

 

 

こいつにこんなに真面目に対応する必要あるか?と思いながら、一応真面目に返す。

こういうサービスの実態を全然知らないから超ググった。無駄に風俗店の業種に詳しくなった。

次の返信はこんな感じ。

 

 

「いや、普通に話すのもそうなんですけど、やっぱり肉体的接触がないと・・・」

 

 

 

ふむ。話すだけ、というよりは、触れるのが苦手なのかな?

さて、こんな相談でも、一応相談にはちゃんと答える主義です。この短期間で風俗マスターになった僕に隙はありません。

 

 

 

「体が触れる、っていうのを重視するなら、セクキャバ・いちゃキャバっていうのがあるらしいよ!アキバ体育倉庫っていうのがあって、ここは、立地的にオタクな話の通じやすい女の子が多くて、通常のキャバクラと違ってかなり肉体的接触もあるみたい。こっちのほうがいいんじゃない?」

 

 

 

これが5分で風俗マスターになった僕の回答です。完璧です。どうですか。これできっと質問者さんも感動して「ありがとうございます!」ってDMを送ってくるに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやでもヌきたいじゃないですか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おい!!!!!!!!

結論出てるじゃねえか!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おそらく彼は、たぶん、アキバ神社というお店を見つけ、行きたくなったんだ。

でも、「性的欲求を満たいたい」という理由だけで、そのお店に行くのは、彼のプライドが許さなかった。だから、それを正当化するために「女性が苦手なのを克服する」という理由をつけた。

ただ、それでも彼のプライドはまだ許さない。そこで僕にDMを送った。「誰かにその行為を正当化する」ということをして貰いたかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

知らねえよ!!!!

それならそうと最初から言えよ!!

いいよ!認めてやるよ!お前の欲求を!!

君が!今から!アキバ神社に行くことは!!

君の欲求を満たす上で最善手だろう!!

さあ!いってこい!!!

僕はそれを承認する!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、そんなお話でした。真面目な話に戻ります。

 

 

 

為したい事、ってなんだろう?

さて、前回の記事で、僕は書きました。僕の為したい事は競技プログラミングの運営者で、そのために起業という手段が大切だったと。

まぁ、これは、「偶然為したい事が、皆に称賛されるものだったから、偉そうに書けるし、みんな褒めてくれる」って言う話です。

さて、「為したい事がない」「何かを為せる気がしない」「頭の良い人じゃないと無理」みたいな反応が多々ありました。そうじゃない。そうじゃないんです。

 

女性の方はごめんなさいだけど、男性限定で。

お前はエッチしたいってことはないのかと!!

そのために右手を使ったことはないのかと!!

 

女性の方、もしくは上に該当しないは「ごはん食べたいと思ったことはないのか」「そのために箸使ったことはないのか」くらいに読み替えてください……。

 

 

 

なんか「具体的な大きい事」を為したいみたいな欲求がない人はたくさんいるでしょう。別にそんなんなくてもいいし、なくても人生困らない。自分は偶然あっただけ。

別になんでもいいんです。「女の子とえっちしたい」でも「結婚したい」でも「たこ焼き食べたい」でも「週3回以上は働きたくない」でも「歩道の白い部分だけを踏んで会社まで行きたい」でも何でもいいんです。なんか色々あるでしょう。

 

 

 

DMの彼は、そうした欲求を、最高の形で満たすために、僕にDMを送ってきたんです。

 

 

DMの彼は、ちゃんと考えてたと行動したと思います。

自分の欲求を満たすためにどうしたらいいか?

それを考えて風俗に行こうとした。

風俗に行くためにどうしたらいいか?

理由をつけて正当化した。

その理由を納得するためにどうしたらいいか?

そのために彼はDMを送ってきたんです。

 

 

 

僕が言いたかったのは、こういうことなんです。

結局、人生で幸せを掴む為には、まず自分が何をしたいかを明確にする必要がある。

そして、それが明確になったら、何が出来るか、何が出来ないかを考える。

考えた上で、その幸せを掴む為に、最適な戦略を構築する。

 

 

そういう生き方って、大切なんじゃないかな、って思うんです。

自分が何が出来るか。自分が何をしたいか。そのために何をしていくか。

そういう戦略って、大きいことでも、小さいことでも、変わらないと思うんです。

考えずに何となく生きてくと、どんどん色々逃しちゃうと思うんです。

そしたらどんどん人生がつまらなくなる。そういうのって勿体ないと思うんです。

 

 

前回僕が書いた記事だって、色んな目的がありました。

良い部分だけ言えば、「僕のこれまでの経緯を晒して、起業とはどういう風に考えるべきか、それを踏まえて、人生でどういう選択をしていくべきか、若い人に考えてほしい」って感じです。良い人ですね。

でもそれだけじゃなくって、「俺TUEEEしてちやほやされたい」とか「目立ちたい」とか「あわよくば可愛い女の子とかから相談とか受けてお話したい」とかありました。そういうもんなんです。そういう欲求を総合的に満たす行動は何か考えて、色々やってくわけです。

女の子の起業相談はありませんでした。そりゃそうだ。

 

 

石田君のケースについて

参考:

www.ishidanohanashi.com

じゃあ、前回の記事でも参考に挙げた、石田君についてはどうなの?という話。これは、僕が石田君について良く知らないので解らないことが多いですが、解らないなりに好き勝手書きます。前回の記事も石田君がいなければたぶんあんなに伸びなかったし、得させてもらったので、石田君のためになるといいなって思えることを書きます。ちょっと乱暴になるしだいぶ失礼だけど許してね。

石田君に興味がない人は、ここまで読んでくれればおしまいで大丈夫です。ありがとうございました!

 

 

僕は、石田君の事嫌いじゃないです。ってか、大学中退してもいいと思ってます。

DMの彼が「アキバ神社に行きたい!」って思った欲求と同じものが、彼の「社長になりたい」なんです。ちょっと規模が大きいけど。

それで、恐らく、彼の中で、起業したい、という欲求は、外の欲求よりはるかに強いんでしょう。こんだけボロクソに言われ続けて、それでもそこを曲げずに動いてるってことはおそらくそういうこと。

それだったら、今後の人生とか知らないけど、起業の最短経路を取るために大学を辞める!ってのは、別に悪くない。というかむしろ考えた上での行動と言える。

 

さて、その上で、彼の問題点ってのは何か。

ビジネスモデルがまだ何も定まっていない。事業内容が定まっていないということが、確かに、彼の表面的な問題。

大学を辞める、という行動を取れるほど、何かをするために動ける人間です。にも拘わらず、未だに事業内容について説明できない。事業内容を考えるなんて、彼はずっとしているはずだ。起業したいんだから。Twitterを見る限り、今回のをきっかけにいろんな人から話を聞こうとしているし、あの記事の前にもいろんな人から話を聞いたらしい。それなのにそこが説明できない。それはおかしい。

 

これを説明できる理由は、1つしかない。

 

彼の最も問題なのは、彼の頭が、おそらくそんなに良くないこと。

僕が彼の記事を読んでいて感じたのはそれだけ。

 

 

彼は、少なくとも、ビジネスモデルを考える方向において、能力が足りないのだ。

経験が足りないのか、もともとのセンスが足りないのか、そこは解らない。ただ少なくとも、このままでは未来がない。

最適な行動を取るには、自分の「出来ること」「出来ないこと」を受け入れるべきで、彼は、自分が「出来ないこと」をちゃんと直視するべきだ。

 

 

 

 

 

さて、最初にも言ったけど、これは石田君のために書いている記事だ。誹謗中傷ではない。

僕だって、一人で事業をするには、絶望的に足りない能力がある。例えば、自分は注意力が散漫である。メールの返信を2割くらいの確率で忘れる。

これ、一人で事業するなら致命的過ぎるんですよ。でも、今は別のスタッフに自分のメールを全部転送して、返信状況をチェックしてもらうことで回避してたりしている。

こういう、一人で事業をやるには絶望的な部分ってのは、みんな持ってると思うんですよ。自分はたくさん持ってる。石田君の場合は、恐らくそれが「起業ネタを見つける能力」だったんだと思うし、それを持ってない人はたくさんいる。

 

逆に、彼は長所もある。

まず、あれだけの注目を集めた事。彼の実力なのか偶然なのかは解らないけれども、とりあえず現在進行形で注目を集めている。これは、会社を作る上で非常に有用だ。

なおかつ、それだけ注目を集めてボロクソに言われた上で、「メンタルやられてるんです」って記事を書く程度のダメージで済み、なおかつ応援してくれる人に対して会いに行こうとしている行動力。これは結構なもんです。

 

 

さて、これらの武器が彼にある中で、彼は何を選択するべきか。

僕が考えるのはこう。

彼は、自分の頭でビジネスモデルを作るのを諦め、他の人に頼むべきだ。

 

 

石田君は、今、いろんな人に話を聞きに行ってる。これは推測なんだが、「いろんな話を聞いて、それで自分で事業内容を決めよう」って思ってると思う。でも、たぶん彼にそれは無理だ。

彼がやるべきはそうじゃない。巻き込め。とにかく頭の良いやつを巻き込め。

ビジネスモデルを考えられそうな頭の良い奴だ。

自分はそっちの頭は残念ながらないので、巻き込まれても困る。

 

 

さて、どうやって巻き込むか。

世の中の多くの人って、アイデアを考えるのだけは割と好きで、それを実行するのは嫌がるんだ。でも石田君は、それを実行する力がある。

んじゃ、そいつらに、イデアを実行した結果だけ与えてあげればいい。

 

具体的に言おう。とにかく頭良さそうな奴を探せ。そいつに株を渡せ。

石田君が成功したら、そいつに金が行くようにしろ。

 

 

そしたら、頭使うだけでお金が入る奴らは喜んで頭を使う。良いネタをくれるかもしれない。

多分「話を聞きに行く」で得られるのは「ビジネスになるかもしれない話の欠片」でしかない。でも、「相手の利益になる話をしに行く」のであれば、それが「ビジネスになるかもしれない話」までグレードアップする。どこまで話すかのライン、どこまでちゃんと考えてくれるかのラインが変わる。

 

石田君は、社長になって世の中に何か影響を与えたいんだと思う。それは実現できる。

そのために、会社が成功した時の利益を捨てよう。ただ働きしよう。多分それが近道だ。

 

 

 

 

 

さて、最後に。

この記事を書いて、僕の満たしたかった欲求は何か。

 

 

 

 

DM送ってきたあいつを晒したかったんだよ!!!

あいつ何考えてんだよ!!おかしいやろ!!!

このネタを使って起業成功したら、DM送ってきた人に株あげてください。

頑張れ石田君。一応応援してる。