chokudaiのブログ

chokudai(高橋直大)のブログです

仮説:ライトノベルの主人公風なツイートを適当に繋げるだけでブログ記事っぽくなるか?検証

 これを実践してみたもの。実はツイートが殆ど間に合わなかったので、

  • 思ったことを全て片っ端からevernoteにメモる
  • あとでメモから文章を復元する
  • それを全部繋げてラノベ風にブログに載せる

というルールです。黒歴史です。

 

山手線に乗った。なぜ唐突に山手線なのかというと、歩きながらツイートをするのが無理だったからだ。何も出来ない移動時間こそ、こうした無駄な企画に使うべきだと思うのだが、文章を考えながら必死にスマホを弄ろうとしたら、見事に人にぶつかりそうになったので諦めた。『AtCoder社長、スマホでブログのネタを作成中に人と衝突して辞任!』みたいなことになったら洒落にならない。

さて、今日はCTF for ビギナーズ、というイベントに行く。CTFというと、優秀なAtCoder参加者であれば、CODE THANKS FESTIVALの略ですね!となるのだが、残念ながら今回はCODE THANKS FESTIVALの略ではない。Capture the flagの略だ。とはいっても、Capture the flagって言われても何のことだか全く解らん。どうやらセキュリティ関係の大会らしく、セキュリティ関係に因んだ問題が色々と出題されるもののようで、今回はその初心者向け講座、というわけだ。

お前世界2位なのになんで初心者向けイベントに行くんだ、と思われる人もいるかもしれない。だが、はっきり言おう。僕はアルゴリズム以外は初心者だ。例えばLinuxなんて使わせてみろ、emacsvimを間違って起動してしまったら、泣きながら終了方法を調べ、諦めて電源ボタンを長押ししたりするような、そんな人間である。シェルとかを使うにしても、lsの代わりにdirとか打っちゃう。sudo?何それ?須藤って誰よ?ってなっちゃう。どうもsudoってコマンドを使うと、管理者として色々実行できるらしい。要するに、普通にプログラムを実行しようとすると、制限された環境下でびくびくとしていなければならないのに、須藤の名前を出した途端、何事にも制限されず自由に行動できるらしい。須藤さまさまではないか。今度須藤って奴が友達になったら、Linux界の重鎮って仇名を付けてやろう。

さて、そんなことを考えている間に、田端から西日暮里まで移動した。外を眺めてみると、桐杏学園という塾がある。「とうきょうがくえん」と読むらしい。どう考えても東京だろう。東京詐欺か。東京にあるのに東京詐欺するくらいなら、素直に東京学園という名前にしてくれても良いんじゃないだろうか。この塾の入塾テストを受け、「全国17位」という試験結果を見た時は、自分が天才なんじゃないかと勘違いしたことがある。受験に対する特別な勉強をせずに、全国レベルで戦えてる自分って凄くね?天才じゃね?と勘違いしたものである。その翌月に受けた、日能研の公開模試で、その自信は一瞬で奪われるのだが。

さて、どうしよう、書くことがなくなってきた。正直な話、いつも通っている電車の中で、そんなブログの記事に書こう、と思えるような題材なんてないのだ。何か変な人はいないかと周りを見渡してみても、みんな普通である。おそらくこの中では、一人一人を順番に凝視している僕と言う存在が最も変である。

『まあ、センパイが変なのはいつものことですからね……』

そんな声が脳内から聞こえてくる。これは、僕に秘められた能力の一つである、『千人の少女サウザンドガールズ』と言うものであり、脳内に無限の美少女を生み出す技である。一見欲望に塗れただけのこの技だが、競技プログラミングにおいて非常に重要な技能である。脳内で考えたアルゴリズムというのは、得てして抜けがあるものだ。この抜けを解消するために、コードを書く以外に、良い解消方法がある。そのアルゴリズムを他人に説明するのだ。他人に説明することにより、自分でそのアルゴリズムの抜けに気付くことが出来る。僕の場合は、なぜか自分が思いつかなかったアルゴリズムをその子が思いついたりもするし、一人チーム戦になることが出来る。こうした能力は、多少の違いはあれど、RedCoderなら誰でも持っている、必須のスキルだ。ちなみに、可愛い男の子までは召喚可能だが、野郎は召喚できない。

『なんかもっともらしいこといってますけど、多分RedCoderでこんなアホなことしてるのはセンパイだけですからね……?他のアルゴリズマーの皆さんは、もっと真っ当な感じだと思いますし、巻き込まないであげてください! 千人の少女とかいいつつ8パターンくらいしかないですし……。女の子限定なのも、センパイの欲望丸出しじゃないですか。このマジエロセンパイ』

……いや、この企画やめたくなってきた。何だろう。脳内で女の子と喋るの自体は、多分男性諸君であれば誰でもやってるはずなんですよ。だって脳内で恋愛シミュレーションとかするでしょ?なんか妄想したりするでしょ?そりゃしてるんですよ。絶対してるんですよ。してる。間違いない。

なんだけど、その脳内に出てきた女の子を、こうして世の中に明文化した上で披露しなければならない、という機会は普通あるだろうか?いや、ない。普通はない。ぶっちゃけ泣きたい。これ公開しないとだめかな。だめだよね。はい。

思った事を全て文章化して載せる、というルールは、非常に危ないのかもしれない。今は別に煩悩に塗れているだけだから特に問題はないが、例えば仕事の機密などを考えてしまったらそれを載せないといけない、というのはルールとして破綻しているし、好きな女の子の事とか考えてしまったら、こんな意味の解らない場で告白しないといけなくなる。このルールはダメだ。危険過ぎる。

ということで、これ以上被害が大きくなる前に、この辺りでこの企画は終了したいと思う。良い子は真似しないように。